プログラミング未経者も簡単にアプリの作成ができる、「はじめてのGlide」ハンズオンセミナーを開催

ISIT勉強会とは

One Kyushu DXの代表機関である(公財)九州先端科学技術研究所(略称:ISIT)では、これまで培ったAI/IoT/DX関連のノウハウを広く共有するため、ISIT職員自らが講師となり、参加者と共に学べる勉強会を月に一度開催しています。
九州大学の准教授やオープンデータ関連で活躍してきた経験豊かなメンバーが、専門知識や経験を惜しみなくシェアする勉強会です。

6/1(木)に開催した第1回につづき、第2回目の勉強会となる今回は7/6(木)にオンラインで開催いたしました。「Glideアプリを作ってみよう!」と題し、ISIT オープン・イノベーション・ラボ所属で、Code for Kumamoto での活動実績もある上田 健次が講師となり、実際に参加者にアプリを作成してもらうハンズオン形式で実施いたしました。

当日のスケジュール

16:00 講師発表・ハンズオン
17:00 質疑応答
17:30 終了

Glideとは

Glideは、アメリカで誕生したアプリケーション開発用ノーコードツールの一つです。Personalだと誰でも無料で使用でき、スプレッドシートから簡単にアプリを作成することができる大変便利なツールです。またテンプレートが非常に豊富で、公開されているテンプレートを使うことでワンクリックで実装することができます。
日本語でのレクチャーサイトやYouTubeでも学ぶことができますが、今回はそこに至る前の「はじめてのGlide」的内容の勉強会となりました。

参加者について

今回の勉強会のテーマは「ノーコードでのアプリ開発」ということで、プログラミング未経験ではじめてアプリ開発を行う方から開催前の時点で沢山の反響がありました。特にアプリ開発に興味を持っている学生の方や、オープンデータに関わる地方自治体の職員の方の参加者が多く、Glideへの強い関心が伺えました。

自治体職員の方にいたっては福岡・九州内のみならず、関東や近畿からの参加もあり、私たち事務局も関心の高さに驚きました!

講師発表・ハンズオン

参加者のみなさまには事前にGlideのアカウントを取得していただき、講師の説明を聞きながら実際にアプリ開発まで行っていただきました。
今回作成したのは「観光地アプリ」。講師が準備した観光地サンプルデータのスプレッドシートを利用して、観光地情報や画像・地図が載ったアプリを作成しました。


実際に手を動かしたのは1時間ほどの短い時間でしたが、それでもほとんどの方がアプリ作成から公開まで達成することができました!

まとめ

ノーコードでのアプリ開発に興味はあるものの、プログラミング未経験者(自分もそのひとりです)からすると「本当に知識ゼロでもできるのかな?」と不安でなかなか足を踏み出せないこともあるかと思います。今回の勉強会ではそのような方でも安心して取り組める「はじめてのGlide」にぴったりの内容だったかと思います。参加者の方からも、「こんなに手軽にアプリが作れるとは思わなかった!」「庁内でも利用できる点がたくそうありそう」などの感想をいただきました。

第3回目ISIT勉強会

第3回目のISIT勉強会は「ChatGPTワークショップ AIとの上手な対話方法を体験!」というテーマで8月3日(木)16:00〜17:30に開催いたします。
講師は公益財団法人九州先端科学技術所(ISIT)オープンイノベーション・ラボ所属での野中 広文が担当いたします。
必要とする回答を得るための効果的なプロンプトの与え方をハンズオン形式で実施いたします。

第3回ISIT勉強会「ChatGPTワークショップ AIとの上手な対話方法を体験!」イベント詳細・申し込みはこちら
https://okdx.jp/2023/07/11/isitevent20230803/