IoTに関する事例として最も適切なものはどれか?

①セミナーをあらかじめ録画しYoutubeに配信する
②インターネット上に自分の個人情報を公開して同じ属性の友達を見つける
③発電設備をインターネット経由で遠隔監視し、管理を行う
④インターネット上の広告や通信販売において商品を購入するとおすすめの商品を紹介してくれる

IoT(Internet of Things)は、情報端末ではない電子機器や機械類などの「モノ」にインターネット接続・通信機能やセンサ機能を持たせ、収集した情報を処理したり蓄積したりすることで、新たな付加価値を得る仕組みです。

 


正解は、③発電設備をインターネット経由で遠隔監視し、管理を行うになります!

IoTとは、「モノ」をインターネットに接続する技術になります。IoTの対象になるモノには、センサーやカメラ、無線通信が搭載されており、モノの状態や動きを感知したりデータを取得します。ただの「モノ」に付加価値をつけて、様々なことを実現することができます。IoTの活用によって実現できる機能を4つ紹介いたします。

1.モノを操作する(外出先から家のエアコンをONにする)

電源のON/OFFなどの単純な動作だけでなく、エアコンの温度や風量の強弱など細かい設定まで調整することができます。

2.モノの状態を知る(電気の残量を遠隔地から把握する)

アクションにつながる重要な情報をリアルタイムで知ることができます。また、ユーザーの利用頻度や利用時間といった情報を直接手に入れることが可能なため、ユーザーの動向をリアルに知ることができます。

3.モノの動きを検知する(バスの運行状況を把握する)

モノや人の動きの変化を見逃すことなく、現在の状況を予測して素早くアクションを行うことができます。農業の分野などでも、温度や湿度を検知して自動で最適な環境になるように調節を行うことができます。

4.モノ同士で通信する(室内に人が入ったらカーテンを開ける)

モノとモノの間でデータを送受信することで、複数の電子機器を自動的に動作させることができます。自動運転技術の活用が進められており、信号機からのデータを自動車が受信することで自動で速度を落としたりできると言われています。